Busy Signal 釈放の真相

  • 2012/10/02(火) 00:43:31

 昨日、このブログへのアクセスが多かったので、ちょっとびっくり。NYに土日に行われたクラッシュのレポートを期待してもらっているのかな。みんながブログを覗く日だったとか、ほかに理由があるのかな。

 クラッシュはちょっと待ってもらうとして、今日は、 なかなか手が付けられなかった、ビジー・シグナルが11月21日に釈放される件について書きます。

 5月にノーマン・マンレー空港で逮捕されて、自分の意志でアメリカに刑を受けに行ったのは記憶に新しいですよね。

 罪状は、2002年のドラッグ取引で逮捕され、保釈された際に裁判を待たずにジャマイカに逃げ帰った件。そう、ドラッグの取引そのものではなく、国外逃亡した点が問題で、今回6ヶ月で済んだのはその件に関してだけだから。罰金は3万ドル(約240万円 まとまった金額ですよね)。ドラッグの取引で有罪になったら15年くらい入る可能性もあるのですが、引き渡し条約(the extradition treaty))を発行までして、アメリカ側が裁判を起こす可能性は低いようです。つまり、「うちの国と関わるつもりがないなら、もういいから」ということ。

 Irish&Chin.com でマネージャーのシェーン・ブラウンがチンさんのインタヴューを受けていて、様々なことがクリアーになりました。30分ほどのいい取材なので、興味がある人はぜひ。
リンクはこちら
http://irishandchin.com/listen-to-exclusive-radio-show-interviews/3602

 要点を記しますね。

・ 裁判では、弁護側がビジーは有名になってからジャマイカで学校にコンピュータを寄付して感謝されていことなど、昔の彼とは違う、という点を強調した。
 
・ ジャマイカを出る時点で、罪を問われているのは、裁判から逃げた件だけ、というのは分かっていた。それほど酷いことにはならない前提だったわけで、チンさんもはっきり突っ込んでいたように「スニッチ(密告)」など司法取引をして刑が軽くなった、とかではない。
 →これ、アメリカにいる人、もしくはアメリカの刑事物のドラマをよく見ている人なら、みんな一瞬、疑ったと思います。「早いな」と思った後、私もちょっと考えたもの。

・ ミネソタの刑務所は相当状況が悪く、面会もなし。電話では毎日話せるけれど、運動もちゃんとさせてもらえなく、何の楽しみもなく、お肉を食べないビジーは4ヶ月ですでに6〜7キロ痩せ、ちょっと弱っているらしい。

・ 今後、海外のショウには出られるが、アメリカはさすがに難しい。釈放後、45日間アメリカにいていいので、その時に何かする可能性がなくはないけれど、まずは健康を取り戻すのが先決。
 →万が一、USでダンスに出たら、大ニュースです。チンさんがインタヴューの頭でガッツリ行っていたので、「なんかやってくれるかなー」と期待して、土曜日のクラッシュの時に張り切って聞いたら、苦笑して「そんな金ない」って。そうですよね……。ビーニやニンジャも入国できるだけで、仕事をしちゃいけない時でもダンスが成立していたので、アリかな、と思ったのですが。ビジーだったら、マイクを握れなくても、私はカメラを持って駆けつけます。
 
 …こんなところでしょうか。ビジーはずっとリアーノ・ゴードンという名前を使っていたけれど、本名はグレンデール・ゴードンというらしい。インタヴューでシンガー名でもある「リアーノ・ゴードン」について何回か出していたので、「あれも嘘かー」と思いましたが、ほかに言いようがないから仕方ないですよね。リアーノ・ゴードンって、ずいぶんカッコいい本名だな、と思ったので、自然に話に出していました。

 ビジーはふだんもとてもクール。頭もいい人。マネージャーのシェーン・ブラウンもしっかりしているし、ちゃんとしている人って運もいいよな、と思います。シェーンは、腕のいいプロデューサーでもありますよね。04年頃(わー、古い話になっちゃいましたねー)、出世作の“Step Out”がUSでも流行りまくって、入って来られたらインターナショナルにやれるのに、と悔しかったのでーー本人が一番悔しかったでしょうねーーここでリセットしてクリーンになったのは本当に良かった。

 ビジーには、ほかにもビッグ・ニュースがあります! メジャー・レーザーと作った“Push and Shove”に、ノー・ダウトが絡んだバージョンがあり、それが彼らのアルバムのタイトル曲になりました! ここに来て、流行り始めているので罰金も大丈夫でしょう。日本でサポートするなら、ダブを取ったり、既発アルバムを買ったりするのもいいアイディアですね。

  

 ノー・ダウトは相変わらずスカ/レゲエを取り入れるのが上手。ビジーのマグ・ショットは使いたくなかったので、この映像があって良かった。

 一方、上告したブジュは、一度は無罪になった銃の保持までチャージされる可能性が出て来て、そうなるとあと5年延びるらしいです。こちらは運があまり良くないのかな。うーん。