リッチー・スティーヴンス&ジェントルマン『Live Your Life』

  • 2012/11/06(火) 23:40:59

 先月のクラッシュ3連ちゃんのレポートを書かなくては、と思いながら、ユミさんの圧勝ぶりと、King Jamのずっこけぶり(This is my tough love. They could have done way better)を書き切る自信がないままに、秋が終わって初冬に突入している NYC。ハリケーンの次が風邪(ハチミツレモンのくず湯で乗り切りました)、そして大統領選と、心が休まる暇がない

 今朝は起き抜けからオバマさんが勝つかドキドキそわそわ、「売り物になる文章は書けっこない」ととっとと断念して、レイアウトの戻しだけして、送られてきていた音源のダウンロードや、リンクを一つずつチェック

 そこで「おーっ」と思ったのがこちらの映像

 リッチー・スティーヴンス&ジェントルマン。「Live Your Life」のヒットは知っていましたが、 奇妙な組み合わせですよね、ハッキリ言って。歌謡レゲエ大将meets 直球ドレゲエのシングジェイ。大体、「Live Your Life」が私は問題作(曲?)だと思っていて。だって、この曲ってば「Forever Young」のパ○リ、ほとんど替え歌なレベル。84年のAlphavilleのオリジナルがこちら

  

こちらがリッチー&ジェントルマン

  

 ね? まぁ、「Forever Young」と言えば、ジェイ・Zのミスター・ハドソンをフィーチャーしたヒップホップ・ヴァージョン(先日のバークレー・センター最終日で嫁のビヨンセがコーラスを熱唱したらしい。私もMSGで同じ光景を見ました。濃かった)や、ウェイン・ワンダーのレゲエ・ヴァージョンがあるし。はたまた「ストーン・ラヴのアンセムちゃうの?」というサウンド・ファンもいることでしょう。ストーン・ラヴの親分、ウィーポーは「一番思い入れがあるダブ。なんなら、テーマ曲!」とおちゃめなことを言っていました(サビが「永遠に若いぜー」ですから)。ほかでも歌い継がれている超有名曲だから、もう誰も気にしないかもませんが(もし、ちゃんとクレジットをクリアーしていたらごめんなさい)。ちなみに、Alphavilleはドイツのグループだそうで。だから、怒られるとしたらジェントルマンが危ないです

「Live Your Life」は流行っただけあって、いい曲であるのはまちがいありません。てか、ここでびっくりするべきはPVに出て来るコンサートの観衆の数か。フェスでしょうが、ジェントルマンはヨーロッパ、とくに本国ドイツでは大スターです

 ここからはアルバムの簡易レビューと、「いけしろ、だいじょぶ?」レベルの抜けっぷりレポートです。最初のインタヴュー映像でCDが映っていたため、発売済みだと解釈、ゲットしなくては、とiTunesへ直行。11/27のリリース、という文字に、勝手にiTunesでの発売が遅いのだと取って(だって、テレビに出るのってふつうは発売後だし)、インタヴューのリンクを送ってくれたパブリシストのアンソニーさんに「数曲聴けるストリームとかないですか?」と打診したら、そこは真面目なアンソニーさん、数曲をMP3で送ってくれました。ここでだいぶ満足していたのに、最後は全曲聴けるリンクが転送されてきて、その最初のメールがVPからで、やっと「あれ? VP作品? 発売日自体が2週間先だ!」と気づき(◎_◎;)

 日本からリリース情報がちゃんと送られて来ていたのに、見落としていました

 ごめんよー。Y田さん、M木さん

 うっかり全曲を先に試聴する結果となったので、サクッと感想を書きます。結論は、 変わっているけど、とってもいい作品。なにが変わっているかというと、レゲエのアルバムをたくさん買っている(いた)人はわかると思うのですが、よく似たアーティスト2人(もしくは3人)の曲を一枚のアルバムに入れるパターンがあったじゃないですか? ウェイン・ワンダー半分とサンチェス半分とか? あれを思い出すんですね。ジェントルマンとリッチー・スティーヴンスそれぞれのソロ曲やほぼソロ曲が、コンビネーションを上回っているという。でも、全然タイプの違うアーティストなので、それがいい形で出ています。多角的に楽しめる

 びっくりはリッチーの「メリー・ジェーン」。リック・ジェイムスじゃなくて、つのだひろの方。あ、つのだひろの曲ってカバーだったんだ、と思ったらオリジナルだそうで。つまり、リッチーさんは日本の歌をカバーしたんです。まさか、「リッチー・スティーヴンス、つのだひろ」でググる日が来るとは思っていませんでした( ̄▽ ̄)  ググったら、Y田さんの247のサイトがトップに来ました。でも、 Y田さんも「今度、リッチー・スティーヴンスに(理由を)確認したいところ」だそうで、解明できず

 いち推しは「Around Me」。ジェントルマンのソロ曲(すみません)。プロダクションがリッチー先輩でしょう。一歩間違えると辛気くさくなる(すみません、アゲイン)ジェントルマンが軽やかに歌うラヴ・ソングで、甘さと切なさのさじ加減が絶妙、これが嫌いな日本の女性レゲエ・ファンは珍しいんじゃないか、という佳曲。私、実はかなりのジェントルマン・ファンなので、「いやぁー、こういう紳士君に会ってみたかった!」と感激することしきり、けっこうな勢いでカマゲンしました。ジャー・キュアーに似ているけれど、キュアーより上手い。このブログのほかの部分を忘れ去ってもいいので、この曲だけは11/27まで覚えておいて下さい。太鼓判。ドン!

 ほかに、それまでにチェックできるのが「I Found Heaven」。これも正統派でいい曲です。ところで、このリディム名って「Feel Like Jumping」と、「54-46」と、「Boops」のどれが正しいのでしょうか? この3つって微妙に違いがあるんでしょうか? 「Boops」がリディムとして有名なのは分かっていますが、その原型の2つと分けるの?という点が分からない。すんごい悩んじゃった。誰か教えて下さい。「I Found Heaven」は音の感じがメイタルズに似ているので、「54-46」かな、と思ったりするのですが。それとも、Super Catがマーシャ様とトゥーツ様に勝ってる感じでしょうか

 なんだかまとまりのないブログになって来ましたが

 私がチェックしてなかったがために暴走した、247のリリース情報はこちら

 (言い訳:9〜10月は忙しくて、ブログやウェブサイトをきちんと見る時間がありませんでした〜)

 あ、オバマさんが勝った〜。良かった!