Welcome Baaaaaaack DAVE!!

  • 2013/10/06(日) 01:59:43

 いきなりですが。

 Cham Feat. Damian Marley "Figher"です。

   

  きゃーーーーー、きたーーーーーーーーー!!!

 ここで騒ぐべきは、シャムとジュニア・ゴングが組んだ、ということではなく(それも素敵だけれど)。

 デイヴ・ケリー、復活!

 ダンスホール・レゲエのプロデューサーで誰が一番好きか、と聞かれたら、私は迷わずデイヴを推します。

 そういう人、多いんじゃないかな。

 ペントハウスでお兄さんのトニー・ケリーとブジュ・バントン、ウェイン・ワンダーらと一時代を築き、マッドハウスで独立してからも、<ペッパーシード
ジョイライドショウタイムなどなどビッグ・リディムを次々に作りました。

 00年代に入ってからも、
フィエスタでビーニ・マンの“Dude”を、85(エイティーファイブ)リディムで自分が育てたシャムを“Ghetto Story”で当て、シーンを牽引してきたプロデューサー(シャムのアルバムがコケたのは、セカンド・シングルをリアーナとの曲にしなかったせい、と私はいまでも思っています)。

 お兄さんのトニーもすばらしい仕事をしますが、彼はクライアントの要望を聞いて、それをきっちり作る職人肌系。一方のデイヴは、そのときの流行がなんだろうと、まったく気にしないで自分が作りたい音だけ作る天才肌です。

 今回もそのまま<ファイター>リディムになるのかな。

 ダミアンがわざと棒読みで歌っているコーラスが耳に残って最高。シャムも彼の得意なDJ技を全部詰め込んでいて、いいです(彼はもうちょっと冒険しても良かったかな)。

 デイヴの好きなゆっくりめの速度。ダブ・ステップに寄っているのが新鮮。

 コーラス部分がネットにあったので引用します(一部、違うでしょ、と思ったところは独断で直しています)。

 Like a beacon on the mountain
 Shining through like the rising sun
 So shall it be for the faithful
 The one’s who never stop till the work is done

 We grind cause the system
 Does not favor of the common man
 But we shall reap the riches
 Plenty full like the grain of sand


 (ジャー・イケジロー訳)
 
 山間を照らす標識灯のように
 日の出のように 輝いている
 だから 信念を曲げないで
 最後まで投げ出さない人なら大丈夫
 
 システムのために苦労している
 ふつうの人間には辛い仕組みだ
 でもいつか成果を手にするから
 砂の粒みたいに十ニ分に

 

 …「システム」は政治や社会の仕組みのこと。ふつうに生きるにも大変な時代だけど、ファイターの精神でがんばろうぜ、という内容です。
 
 消費税のアップに、妙な法律改正への動き。

 ジャマイカは前からアッパークラス以外は厳しい国ですが、このリリックがいまの日本にも当てハマってしまう事実に愕然とします。
 
 トップ・プロデューサーの意地にかけて、闘い続けるデイヴのように、ファイターの精神でいきましょう。
 
  そうそう、いま取り組んでいるウェイン・ワンダーのキャリアを振り返るインタヴューで、ペントハウスからマッドハウスへの移行の話も出て来ました。それが、以前、シャムから聞いた話とだいぶ見方が違って面白かったです。その場にいたのはウェインの方なので、シャムのヴァージョンはデイヴから聞いた感情論もだいぶ入っていたんだなぁ、と。

 こちらもお楽しみに!

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  • 2013/10/17(木) 00:06:56
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